最終更新日 2010.8.2
Gtk2-perlはPerlでGTK2のGUIを使うもので、普通はLinuxなどのUNIX互換OSで動きます。
Ubuntu 7.0.4では特に何もした覚えがなくてもPerlでGTK2が使えました。
WindowsでもPerl、GTK2ランタイムライブラリ、PerlでGTK2を使うモジュールの三つをインストールすれば動作します。
Windows VistaにGkt2-perlをインストールしてみたのですが、すんなりいかなかったので注意点をメモしておきます。
http://www.lostmind.de/gtk2-perl/を基本にインストールします。
ですが、このサイトが書かれたのは2006年と古いため、この通りに行かない部分もあります。
なお、Gtk2-Perlは2010年8月2日現在、鍋田辞書とは何の関係もありません。
将来もしかしたらGtk2-Perl版の鍋田辞書を作る可能性はあります。
Perlのインストールhttp://www.lostmind.de/gtk2-perl/では、ActiveState Perl 5.8.8 build 819を使うようになっていますがリンク切れです。
このバージョンのPerlはもう配布していません。
Activeperlのダウンロードページからダウンロードしますが、古いバージョンをダウンロードします。新しいバージョンをダウンロードしてはいけません。
5.8系でないとモジュールがインストールできないためバージョン5.8系をダウンロードします。
2010年8月2日現在、5.8系はActivePerl 5.8.9.827がダウンロードできます。
もう5.6系などはダウンロードできなくなっているため、いつまでダウンロードできるかはわかりません。
将来使うかも知れないなら今、ダウンロードしておいたほうが安心です。
32ビットWindwowsの場合、Platformは、Windows (x86)を選びます。
64ビットWindwowsの場合、Platformは、Windows (64-bit,x64)を選んでいいのかどうかは、やったことないので知りません。
可能性としては64ビットWindowsでも32ビット用を選択しないと動かないかも知れません。
5.12系や、5.10系のActivePerlをすでにインストールしているなら削除してバージョンダウンします。
やろうと思えば複数のバージョンをインストールできますが、必要があり且つ方法がわかる人だけそうしてください。
インストーラーでは、Perl、PPM、Documentation、Examplesの四つのうちからインストールするものを選べます。
最低限、PerlとPPMをインストールする必要があります。
この二つでインストール後のディスク容量は60Mぐらいになります。
Perlだけでいいやと思ってPPMをインストールしなかったらこの次に進めません。
環境変数PATHはデフォルトでインストーラー(Windows Installer (MSI))が設定してくれます。
GTK2ランタイムライブラリのインストールhttp://www.lostmind.de/gtk2-perl/ では
GTK+/Win32 Runtime Environment Installer 2.8.20-1をインストールするようにありますが バージョンが古いです。
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_gtk-win/releases/で2010年8月2日現在の最新は、2.16.6です。
私は、最新のgtk2-runtime-2.16.6-2010-05-12-ash.exe をインストールしました。
インストール後のディスク容量は12Mぐらいになります。
環境変数PATHはインストーラーが自動で設定します。
Perlと違ってランタイムライブラリは最新でも今のところ問題はありません。
Gtk-perlモジュールのインストールhttp://www.lostmind.de/gtk2-perl/にタイプaの方法して書いてある通りに、コマンドライン(コマンドプロンプト、DOS窓)でインターネットがつながっている状態で入力します。
ppm repo add http://www.lostmind.de/gtk2-perl/ppm/
と打った後、
ppm install Gtk2
と打って終了です。
ActivePerlのバージョンが合わない場合、ActivePerlインストール時にPPMをインストールしなかった場合はエラーが出ます。
タイプbの方法でやりたいならそれでやってください。
その後、必須ではないですが、プログラミングをするならhttp://www.lostmind.de/gtk2-perl/の一番下のリンクのgtk-demoをダウンロードしたほうがよいでしょう。
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