C++をやる場合はC言語は知らなくてもよいか?

2016.10.19更新

C言語とC++の共通部分については、C++だけをやっているつもりでもC言語のことを知ってしまいます。
共通部分は多いし、そういう意味では知らないといけないと思います。
どこの部分がC言語と共通でどこが共通でないかまでは知らなくていいと思いますが。
C言語はC++に含まれていますが、C++ではC言語の機能の同等の物を別の形で実装している部分があります。
例えば、コンソール出力は、C言語ではprintf関数などを使いますが、C++ではprintf関数を使わなくても、coutでコンソール出力ができます。
もし、C++で拡張された機能を優先して使うという考えで自分一人で作るのであれば、C言語のprintf関数は知らなくてもプログラムは作れます。
そういう意味では知らなくていいんじゃないでしょうか。
(個人的には、coutより、printfのほうが開発効率がいいとは思いますが。) ただし、そのprintf及びC言語はC++に含まれているので、他の人と共同でC++のプログラムを作ったり、他の人が書いたC++のソースコードを見たりする必要があるなら知らないとまずいのではないかと思います。
C++でコンパイルしていても、ほぼ100%、C言語の範囲内で書いてあるプログラムも多いです。
また、printfやstrcpyなどの基本的なC言語の関数は、PHPでも使えるので、PHPもやるならC言語を知っていると便利です。

C言語の話


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