C言語は現役のプログラミング言語

2016.10.19更新

「今時C言語を使っている人がいるんですか?」という質問をされたことがあります。
C言語は現役のプログラミング言語です。
例えば、GNU/LinuxやAndroidで使われているLinuxカーネルはC言語で書かれています。
ウェブブラウザのFirefoxやChromeなどで使われているGUIライブラリのGTK+の標準言語はC言語です。
GTK+自体の開発言語ももちろんC言語です。
現役中の現役ですよね。
GTK+を使うプログラムはgtkmmを使うことによりC++でも書けるんですけど、C言語で書いている人のほうが多いんじゃないかな?
統計取っていないので分かりませんが。
C言語は元々がUNIXの標準言語なので膨大なC言語の資産が今で使われている状態。
新規開発にもよく使われています。
あとは、C++は、C言語なのかC言語ではないのかですよね。
C++コンパイラとCコンパイラの区別も特にないですね。
C++ BuilderではC言語もC++も同じコマンド名(bcc32,bcc32c,bcc64など)でコンパイルします。
C++はC言語の機能も含んでいるので、C++をインストールしたらC言語も使えます。
C++コンパイラでC言語のソースをコンパイルしたら、C++を使ったことになるんでしょうか?
それともC言語を使ったことになるんでしょうか? そういうこともあって、C言語を使っている人もC++使ってますと言っている人は多いんじゃないでしょうか。 それはそれで間違いではないです。
名前に++が付いてはいますが、C++はC言語のバージョンアップとも言えますし。
もし、C++さえも古いって言っているとすれば何使えばいいんでしょうね。
C#では、OSとか作れませんよ。
Mac OS XやiPhone、iPadのカーネルが何で作られているかは知りませんが、Object Cだとしたら、そのObject Cも、C++みたいにC言語の上位互換のものです。
少なくとも、Mac OS X、iPhone、iPadのカーネルがベースとしたカーネルは元々はC言語で書かれていたはずです。

C言語の話


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