鍋田辞書はインドネシア語の語形変化(活用)の語幹を推測して検索する機能があります。
インドネシア語の語形変化検索機能
メニューの「検索言語」を「インドネシア語」に切り替えることで語形変化検索機能が使えます。
インドネシア語の活用は日本語や英語のように語尾のみの変化ではなく語頭などが変わることがあります。
語幹を推測して文字列を何度も打ち直して検索するのは大変な作業になります。
また文法に疎い初心者には検索が不可能になり諦めてしまうことになります。
鍋田辞書では語形変化検索を自動ですることができ面倒な手間がかからず初心者でも辞書がひけます。
例えば、以下のような語形変化検索ができます。
memakuの入力で語幹のpakuも同時検索。
memtongの入力で語幹のpotongも同時検索。
menyewaの入力で語幹のsewaも同時検索。
mengerasの入力で語幹のkerasも同時検索。
keputihの入力で語幹のputihも同時検索。
menyusunの入力で語幹のsusunも同時検索。
mengambilの入力で語幹のambilも同時検索。
menanyaの入力で語幹のtanyaも同時検索。
インドネシア語はeの発音が二種類あるため、辞書では「エ」に近いほうのeを符号付きのe(é)で表記するのが普通です。
符号付きeの検索
鍋田辞書では符号付きe(é)を表示でき、検索は普通のeで行うことが可能です。
この機能を有効にするには符号付きeが「e^」で書かれたデータである必要があります。
そしてデータ登録時にインドネシア語モードで登録するか、あるいはメニューの「検索言語」を「インドネシア語」に切り替えることで有効になります。
RとLを区別しないで検索する機能や、母音を無視して検索する機能などもあります。
その他の機能
元千晶さんのマレー・インドネシア語鍋田辞書用データマレーシア語とインドネシア語兼用の辞書データです。元千晶さんのサイト内にあります。
鍋田辞書で使えるインドネシア語、マレーシア語辞書データ
登録方法は以下のようになります。
- 元千晶さんのマレー・インドネシア語鍋田辞書用データを保存します。
- ZIP対応の解凍ソフトで保存したidicna2.zipを解凍します。解凍するとidicna2.txtができます。
新しいデータ(idicna2.txt)はそのままでよいですが、
古いデータ(idicna.txt)の場合ははテキストエディタなどで、「^e」を「e^」に一括変換します。
- 鍋田辞書のメニューバーの「データ登録」->「各種データ登録と辞書設定」を選択します。
- 必要なら登録先辞書を1〜50のうち選びます。初めての登録なら選ばなくてもかまいません。
- 辞書名を設定したい場合は、「辞書名変更」の入力欄に辞書名を入力します。
- 登録画面右上の「Nabeta/PDIC/EPING/TEXT/CGI」に「Nabeta」を選択します。
- 「登録元データ形式」に「鍋田テキスト or 鍋田CGIデータ」を指定します。
- 「検索時言語モード」に「インドネシア語(語形変化、^eを符号付きeで表示、検索はeで可)」を指定します。
- すでに登録した別データに合体させたいなら、「データ追加方法」に「マージ登録...」を指定します。上書きで登録する場合は削除してから登録します。
- 左下の「登録元ファイルを指定して登録開始」ボタンをクリックして、さきほど解凍したidicna2.txtを選ぶとデータ登録が始まります。