Linuxのバイナリ互換とkylix
最終更新日 2008.9.15
独り言です。
kylixの一番の利点は、スタティックリンクできて各種Linuxディストリ、バージョン間のバイナリ互換があることだと思います。
kylixはもう誰が見てもすでに終わっているんですが、C++でバイナリ互換アプリが作れる開発環境ということでは代替のものが見つかりません。
あるのなら移行するかも知れないので誰か教えてください。
ようはスタティックリンクしたいだけなのです。
kylixはBorland C++ Builderとのソース互換が高いことや、RADすなわちGUIで画面設計やイベント記述ができる特徴があります。
しかし、それは一番の利点ではないことに気がつきました。
kylixの一番の利点は作ったプログラムがLinuxで「動く」ことです。
kylixで作ったプログラムは、Turbolinux 6、Turbolinux 8、Turbolinux 10F..、Ubuntu 7.04、Ubuntu 8.0.4、Fedora 7、Knoppix 5.1.1など、どのLinuxでも動きます。
kylix自体は最近のディストリでは全滅で動きませんが、作ったプログラムはどのLinuxでも動きます。
LinuxのプログラムだからバイナリはどのLinuxでも動いて当然のような気がしますが99.9999%のバイナリは他のディストリでは動きませんね。
kylixの代替というとJavaしかないんかなぁ・・・・。
仮にgtkやgtkmmとかでスタティックリンクできたとしてライセンスの関係でソース公開を強要されるような気がして結局使えなさそう。
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