鍋田辞書でのPDICの拡張子DICのファイル(Hyper形式)の検索について
最終更新日 2011.7.17

鍋田辞書はテキスト経由ではなく、PDICの拡張子DICの辞書ファイル(Hyper形式)のものをそのまま検索できます。
(テキスト経由で登録して鍋田形式に変換して使うこともできます)
PDIC for Win32、PDIC/Unicode ver5.x(newPDIC正式版)(一部読めないデータあり)、PDIC/Unicode ver 0.70に対応しています。
PDIC/Unicode ver 5.x(newPDIC正式版)のデータは鍋田辞書Ver 3.33からサポートしています。
PDIC/Unicode ver 0.70のデータは鍋田辞書Ver 3.08から正式サポートしています。
Ver 3.07以下は不具合があります。
PDIC/Unicode ver 5.x(newPDIC正式版)のデータは読めないデータもあります。
見出しにアルファベットを含まないデータは多分読めると思います。
書籍の英辞郎 第四版の英和データのEijiro112.dicは検索できないとの報告がありました。
書籍の英辞郎 第四版のReiji112.dic, Ryaku112.dic, Waeiji112.dicは検索できると報告がありました。
現在、PDIC/Unicode ver 5.x(newPDIC正式版)のデータを鍋田辞書で検索する場合、大文字のローマ字であっても小文字で入力しなければならないとか、符号付きローマ字であっても符号無しで入力しなければならないなどの挙動があります。
鍋田辞書WINDOWS版はプログラム内部の検索ルーチンに鍋田形式のものとPDIC形式(拡張子DICのHyper形式)の二つ持っています。
簡単に言うとふたつのプログラムをひとつに合体したような感じです。
検索ルーチンが違うので同じように検索できるわけではありません。
PDICビューア機能では降順検索など、一部の検索機能に対応していません。
後方一致検索や大文字小文字無視検索のような基本的な検索はPDICビューア機能でも対応しています。
ローマ字符号等無視オプションには対応しています。
母音を無視して検索する機能(plsでpleaseを検索)と、LとRを区別しないで検索する機能にも対応しています。
タイ文字をローマ字で検索する機能は対応しているようですが、音節単位でスペースを入れなければいけないなどの挙動があるようです。
どこまで対応しているか細かく把握できていませんので動作しなかったり挙動があれば鍋田形式に変換してみてください。
PDIC for Win32の拡張子DICのHyper辞書形式の検索は特にバグは見つかっておらず問題はなさそうです。
データ登録画面で右上の「鍋田/PDIC/EPWING/TEXT」のチェックボタンでPDICを指定し、*.DICファイルを指定すればPDICビューアとしてデータ変換無しで検索できます。
Ver 1.067からPDIC形式データの発音記号にも対応しました。
旧式の発音記号フォントであるSIL IPA93フォントを使う場合、古いOSしか正式サポートしておらずXPもサポート外でインストーラーでインストールしてもインストールされておらずエクスプローラーでc:\windows\fontsなどに手動コピーが必要です。
XPの場合(Vistaも?)、フォルダc:\windows\systemに、ipa93xx.ttf(xxの部分は変わる)というファイル名のものが12個できます。そのipa93xx.ttfをエクスプローラでc:\windows\fontsにコピーする必要があります。
DOS窓でcopyコマンドを打ってコピーしてもだめでエクスプローラでする必要があります。
発音記号のSIL IPA93フォントを設定してもフォントが変わらない場合は「フォント」->「キャラセット変更」で発音記号のキャラセットを「Latin1」に変更してフォント設定を保存してください。
発音記号がシフトジスやユニコードの文字の場合は、「フォント」->「PDICフォント文字コード設定」で「一般コード」を設定しないと文字化けする場合があります。


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