5秒で壊したインバーター300W
最終更新日 2016.10.5

インバーターです。
自動車バッテリーの約DC12Vの電気をAC220Vに変換するものです。
公称では300W対応です。600バーツです。
開放電圧をテスターで計ったら218Vでした。
買ったものは新品か中古かはよく分かりません。
タイでは中古とは名乗らずに中古が売っていることはよくあります。
日本のAC(交流)は100Vなんですが、私はタイ在住なので220Vの物を買いました。
ケーブルはシガレットライターのソケットに挿し込むものと、大型のワニぐちクリップで止めるものの二種類が付属していました。
買ったその日にスイッチ入れて5秒で壊しました。
ワニぐちクリップ付きのケーブルでつないで電気ポットにつないんだんです。
電気ポットのように消費電力が大きい機器にはインバーターは向いていないようです。
インバーターにも300Wではなくて2000Wとか3000Wの大電力のものがありますが、もしそれで電気ポットが使えたとしてもバッテリーがすぐなくなり寿命も縮むのではないかと思う。
買ったインバーターは壊れる時にプチっと言う音がして切れて、うんともすんとも言わなくなりました。
切れてからの出力電圧はゼロ。
電源が入っていることを示すLEDも付かなくなりました。
ファンも回りません。
分解してみましたが目視では壊れている箇所は全く見当たりません。
なんの保護回路もないようです。
ヒューズとかブレーカーとかないんでしょうか。
シガレットライターのソケットのほうは10Aぐらいのヒューズが入っている可能性はありますが。
修理のプロなら治せるんでしょうが、私には治せないので全く同じ物をもう一回買いました。
インバーター DC12VからAC220Vに変換。300W。正面。
インバーター DC12VからAC220Vに変換。300W。背面。
インバーター DC12VからAC220Vに変換。300W。真上から。
画像はパソコンのキーボードの箱の上に置いていますがあまり意味はありません。
しいて言えばキーボードの大きさと比較できるのでサイズが分かりやすくなるかも知れません。
インバーターのパッケージにはUSBと書いてあるんですが、どこを探してもUSB端子はありません。
分解してもありません。
ファンが付いていて電源を入れると無条件で回るんですがうるさいです。
電車の中とかバスの中とか店の中とか公共の場所で使うのはファンの音が迷惑になるので難しいかも知れません。
ノートパソコン、外付けの24インチディスプレイ、3G携帯電話回線のwi-fiルーターを三つ同時接続しても起動して使えました。
そしてその状態で五時間連続で使ったことがありますが問題はありませんでした。
75Wでファン無しの別の機種は複数の機器を一度に付けると起動しないので時間を置いて一個一個つなぐ必要がありました。
75Wwファン無しの別の機種は別途ヒートシンクやファンを取り付けて冷やさないとすぐ熱くなって動作を停止しました。
自動車バッテリーが切れるまで使ったことはないのでバッテリー容量的に最大何時間連続稼働できるかというのは検討が付きません。
でもそれは今後も試すことがないかも知れない。
インバーターを使わない方法の準備をすすめているからです。
AC220Vに変換すれば電力の対応範囲内なら今持っている機器を改造しないでそのまま使えて安くあがり簡単ですが、電力の損失が大きいような気がする。
AC-DC変換アダプターを使っている機器は、DC12Vそのままもしくは、DC-DC変換して使ったほうがいいのではないかと思っています。
インバーターでDC-AC変換後にACアダプターで再度DCに戻すよりはACを経由しないでDC-DC変換だけですませたほうがバッテリーの持ちがいいのではないかと。
インバーターを使った場合でも100Ahのバッテリーなら長時間持ちそうなのでわざわざ金かけてDC-DC変換する理由は少ないですが、趣味でやってみようと思う。

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